常日頃、お客様と接したり、認知症の母を看ていると「メンタルケア」の大事さを痛感していた。そして、一念発起して昨年末頃から、「メンタルケア心理士」の資格を取得するために勉強を始めたが、日々の生活に流され気味。
ここで勉強の復習の為に気が付いたポイントを書き留める、備忘録がわりの記事をUPすることにした。
『ステレオタイプ』
私たちが他者と接するとき、その他者から得られた情報(個人情報、行動の様子、しぐさ等)から、その人がどのような人物であるかを推測、判断している。この推測や判断は、個々の経験や知識から形成される認知の枠組みである「スキーマ」による固定的な認知のしかたが影響している。そして、このスキーマによる固定的な認識によって、その後の知覚にも影響が現れる。
例えば、クラスにピアノを習ってる子供がいる。教師に「ピアノを習っている生徒ならリコーダーも上手に違いない。」といったスキーマがあったとすると、ピアノを習っている生徒がリコーダーの演奏に失敗と成功の両方があったとしても、失敗の演奏に気に留めも無く成功した事を強く記憶する。
このようにスキーマによって刺激(情報)に対する知覚が選択的に行われることを「選択的知覚」という。
スキーマには人物の特徴に関するもの、知識や経験によるもとなど様々であるが、その中でも
「関西出身」→「話しが面白い」
「黒人」→「リズム感がある」「バスケットが得意」
「小学校の先生」→「子供が好き」
と言った出身地や職業、役割等に関して持つスキーマの事を「ステレオタイプ」と呼ぶ。
ステレオタイプには
「血液型がA型」→「きめ細やかで丁寧」と言うポジテブなものと、
「血液型が大型」→「何事にも大雑把」と言うネガティブなものがある。特にネガティブなものを「偏見」と言う。
私も小学生中学年の頃は肥満児で、鈍重で運動音痴と偏見を持たれてました。自分でもそう感じてました。しかし、背が伸びて中学生の頃には新しい環境になり「偏見」の眼で見る同小学校出身の同級生も少なくなったせいか、運動神経が良くなったのか、単に成長期で身体能力が上がったせいか運動会ではリレーの選手に選出され、水泳大会でも選手に選出されました。しかし、水泳はクラスの期待とは裏腹な結果になりました。ステレオタイプに翻弄された少年期だった事を思い出します。
このステレオタイプは、「自己成就予言」にも影響を与えると考えられている。「自己成就予言」とは、得た情報をもとに期待を形成し、その期待に沿った行動を意識的・無意識的に取ることで、期待が現実となる現象の事である。ステレオタイプによる選択的に知覚された情報から期待が形成されると、その結果にも影響が現れる可能性がある。
この事をもとに定期的にK-flowにお越しになられているお客様が、「失敗をしてはいけない。いけないと。思う程必ず失敗をしてしまいます。」と仰られていました。これはネガティブな「自己成就予言」だと言えるのではないかと、推測します。
なので、「あまり失敗した時のイメージを持たないようにして、成功した時のイメージを持つ方が良いですよ。」とアドバイスさせて頂きました。これはもちろん自分にも言える事なので、実践してみようと思う。
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