【死ぬその時まで元気で】
3年前の検査入院で心不全の診断&治療で2泊3日の予定が1か月の入院で母の認知症は一気に加速しました。心不全治療に専念するなら入院生活も選択肢に入っていただろうけど、『死ぬその時まで元気で自宅に居させたい』と言う希望がありました。この3年間はその方針に沿って生活しました。2度目の入院で去年3月退院の時は主治医に「もう独居は無理です。何かあった時は家族のせいですよ。」と言われ私だけ実家での同居を決断。
大学病院への通院も精神的・肉体的に難しいと判断し、月2回の訪問診療に切り替えました。最初の頃、訪問してくれた主治医に「本当は入院したほうが万全の治療が出来て良いのですが。」と心配される病状でした。処方箋を持って薬局に行くと「この薬は普通入院してる方にお出しする物なんですけど。」と首を傾げられる始末。そんな具合でも、主治医は私の想いを理解・協力してくれました。
【介護度4から1へ】
3年前から比べて徐々に徐々に弱っていく母を見て『そう遠くは無い時期にお別れするんだ。』と覚悟を決めて接してきました。しかし、近親者の印象と違い主治医が言うのには「段々元気になってますね。ここ数か月は、非常に調子が良いようです。血液検査の結果も良いです。」と言われる始末。この時は、喜び半分。訪問診療ではちゃん診療出来てない半分。でした、検査至上主義の弊害を感じました。でも認知症の症状は安定してるので『良し』としてる自分がいました。
実際は認知症も進み、歩くこともシンドイ様子だったのでケアマネージャーに、介護度の異議申し立て。或いは再判定依頼の相談してた矢先の事でした。
【後悔?良かった?】
緊急入院して3日目に亡くなった母を思うと『もっと早く自主的に入院させていれば、もっと長生きしたかも。』と言う後悔と『死を迎える直前まで普通に生活できたんだから、これで良かった。』と言う思いと亡くなって数日は自問自答でした。
今は大分落ち着いて『これで良かったんだ。やるだけの事はやったんだ。』と言う満足感があります。また、『検査データだけでは人間の具合は解らない』と言う教訓も強く頭に入り込みました。
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