前回までは猫背になりやすいタイプ・原因を明らかにしてきました。それを踏まえてどの部分をどのように施術していくのか、説明していきたいと思います。
人間が直立している時、脊椎をを挟んで後ろ側の骨格筋(主に起立筋)と前側の平滑筋(主に消化器系)とがお互いに協力し合って脊椎その他の骨を自立させています。
↑骨格筋と平滑筋が協力してる
起立筋が頭骨~脊椎~尾骨まで引っ張っている。内臓側は横隔膜を挟んで呼吸系器官と消化器系器官などが膨らんで押し上げている。この事で姿勢良く直立している。
【猫背を強制してる筋肉】
ところが、内臓の特に横隔膜から上部に器官に不調(循環不良・代謝不良)が起きるとどうなるか?
風船が萎むように内臓が小さくなり前後の筋肉のバランスが崩れ、猫背になってしまう。
↑内臓が萎んで猫背に
意識して肩部・肩甲骨周囲の筋肉で引っ張ってやらないといけない。
↑肩部・肩甲骨周囲の筋肉で猫背を引き戻す
姿勢が良くなっても肩周りのコリ、特に肩甲骨下部のコリが酷くなる一方です。
これで「意識して背筋を伸ばさないで!」の意味がお解り頂けでしょうか?
【施術ターゲット】
ここまで説明すれば、もうどこを施術すればお分かりと思います。
1.内臓をほぐす。
内臓全体の血流を活性化し、平滑筋(内臓のコリ)をほぐす。そのことで、自律神経の特に副交感神経が活発に働き、内臓の働きが上がる。余分な力みも減じる。
↑内臓をほぐす施術
2.肩周り・肩甲骨下部の筋肉をほぐす。
無理に働かされている筋肉をほぐし。また、肩甲骨に挟まれてるエリアの椎骨の可動性も改善する施術も行います。。
↑肩甲骨下部の施術
この他、複合的な問題もあれば、合わせて施術を行います。
次回は、この事を踏まえてご自宅でご自分で出来るセルフ・メンテナンス方法を説明していきます。
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意識して背筋を伸ばさないで!(1)
意識して背筋を伸ばさないで!(2)
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意識して背筋を伸ばさないで!(5)
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